遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

PSA検査をおすすめします

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私の職場の年1回の健康診断の血液検査項目にPSAが追加されて久しい。
PSAとは、前立腺がんが発症するリスクを血液検査で測定できる値。
PSA値が4.0(年齢で基準値が変わる)で「がんの疑いあり」となり、
継続した定期検査を受けることが大切になります。

私は、初めての検査で6.5という基準値オーバーの数値を示し(「検査陽性」)、
以降少しずつ値が増えていきました。
そんななか、2008年の11月に「前立腺針生検(はりせいけん)」検査を受けました。
これは、前立腺に針を差し込んで細胞を取り出してがん細胞の有無を検査するというもので、
さいわいその時の検査結果は、がん細胞は発見されませんでした(「陰性」)。

厚生省調べでは、前立腺がんの患者数は2005年(平成17年)でがん患者(男)のトップで、
がん死亡者数も、2010年統計で1万人を超えました。
2025年には男性がん死亡数のトップになるだろうとも言われています。

私は1月前に前立腺肥大の手術を受けましたが、その細胞検査は「陰性」でした。
したがって、私のPSA数値の増加は前立腺肥大によるものだと言っていいようです。
PSA数値が基準以上でも、がんが発見される可能性は30%前後のようです。

血液検査だけで前立腺がんマーカーというべきPSA数値がわかり、
初期治療にスムーズに移行できますので、50歳を超えたら毎年PSAの検査をおすすめします。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

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