遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ロンドンオリンピック2012/7月28日

開会式
開会式が始まる朝5時頃には起きていましたが、釣りに行きました。
(6時から16時まで熱中症にもならずに、釣り池の桟橋にパラソルを仕立てて魚に遊ばれていました。)
 
思えば、わが国の仕組みはイギリスに負うところが多いですよね。議員内閣制や、車の左側通行などなど。
それと、ビートルズを代表選手とする文化にも多くの影響を受けています。
音楽、文学、ファッション、車、嗜好品、スポーツなどなど、
英国のおかげで私たちは生活の豊かさを享受しているとは思わないかい?ワトスン君。
 
開会式をチラッと見ながら、そんな感慨を持ちました。

 
柔道
柔道女子48キロ級の福見は残念でした。
緊張感が顔に出ていて、試合を重ねてもそれが取れることがなかったのが敗因かな。
谷亮子に勝った10年前から注目されていたのに、オリンピック代表に押されることはなかった、
それも今回の敗因。
 
一方、男子の60キロ級の平岡は落ち着いていました。
フランスの選手との対戦で、残り007秒で追いつき延長戦での逆転勝利は偉かった。
もうあの試合で負けたと思っていましたから。
決勝では残念でしたが、銀メダルは立派。
 
二人ともお疲れさま、トップバッターは大変だったでしょうね。

 
水泳
まだよく見ていないけど、決勝レース前に、一人ずつ紹介されながらスタート台にまで歩いていくシーンがいいですね。
特に女子選手がかっこいい。ユニフォームがカラフルで、音楽でリラックスするために耳にイヤホンをしていて、時代を感じる。
 
女子400mリレーで、日本がメキシコ大会以来44年!ぶりに決勝進出したのがえらいですね。
アメリカ代表に黒人選手が混じっていたのも印象的でした。時代を感じます。
 
400m女子個人メドレーでは、金と銅メダルを10代の中国人選手が獲得しました。
彼女たち、自由形がことのほか速いことに驚きました。
それまでのトップを泳いでいたアメリカ人選手と1身長あったにもかかわらず、
最後の100mで2身長くらいの差をつけて、世界新記録でフィニッシュでした。
時代を感じます。

 
なでしこジャパン
スウェーデン戦は、ボールを支配する時間は多く、ゴールチャンスも少なからずありましたが、
引き分けに終わり残念でした。でも負けではないので、勝ち点1は価値あるものであります。
 
私は、大儀見がから回りしているように見え、それに周辺が合わせるのは無理なので、
思い切って彼女をはずせばどうだろうかと思います。

 
女子ウェイトリフティング
女子48キロ級、三宅宏実が銀メダル!!
ジャークでは体重の倍以上の重さを挙げるのですが、銀メダルを「すごく重たいです」と話すところが偉い。
 
今日は、私の好きな笑顔がチャーミングな八木選手が登場します。ガンバレ。
 
 
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男子自転車ロードレース
ロンドンを出て、郊外の緑の中を行く自転車ロードレースの集団を見ていると、心が洗われます。
250キロほどの長いレースですが、スタート直後は、顔見知り同士なのか話しをしながら走っている選手を多く見かけます。
彼らのほとんどは、ツール・ド・フランスなど世界中のロードレースを転戦しているエリート集団であります。
 
沿道には、多くの市民が駆けつけ応援していました。
応援の市民の多くも自転車で駆けつけていまして、沿道には彼らのおしゃれな自転車もたくさん置いてありました。
周回コースなので、何度か選手たちの姿を見ることができ、週末の郊外にレース見物に来る、豊かな暮らしであります。
 
画像は、選手たちの行く先の沿道を埋める応援の市民たちのTV映像を、私が写真に撮りました。