ザ・ピーナッツのスターダスト - 遊びをせんとや生まれけむ

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日曜日の夕方に「笑点」のオープニング・テーマが流れてくると、
あ～明日は月曜、またつらい１週間が始まる～、と憂うつになる。
これは、かつての私の上司のセリフ。

同じく、サザエさんのエンディング・テーマが流れ出すと、
あ～またつらい１週間が始まる～、と憂うつになることを「サザエさん症候群」と言うらしい。

さいわい私は、そのどちらにもあてはまらない、
学校や職場に行くのがいやになったことは、ほとんどない。

日曜日の夕方６時半は、いつの頃からか「シャボン玉ホリデー」を見ていたのだが、
ザ・ピーナッツがオープニングのテーマを歌いだしても、
エンディングの「スターダスト」を歌いだしても、ルンルン気分であった。

毎週毎週、このオープニングとエンディングの２曲を聴いていても、飽きることはなかった。
両曲とも口パクだったけど、ザ・ピーナツによる名唱は、いつもスリリングだった。

シャボン玉ホリディテーマソング／作詞：前田武彦　作曲：宮川泰
スターダスト／作詞：ミッチェル・パリッシュ　作曲：ホーギー・カーマイケル

「恋のバカンス」「情熱の花」「可愛い花」「ふりむかないで」「若い季節」「ウナ・セラ・ディ東京」
などが私の好きなザ・ピーナッツの想い出のヒット曲である。

「ザ・ヒット・パレード」や「シャボン玉ホリデー」を見て大きくなってきた、
ピーナッツのハーモニーを聴いて私は大きくなってきた。
いつも清潔で王道を行くハーモニーは、脇道に逸れることはなかった。

伊藤エミさんのご冥福をお祈りする。

シャボン玉ホリデー
http://www.youtube.com/watch?v=rehC-0Q7ddU
(50秒地点で「シャボン玉ホリデーテーマ｣、9分地点で「スターダスト」を歌います）
　