遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

世界三大珍味/月例食事会

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月に一度のお食事会。
例によって最終金曜日に男三人で、今月は新阪急ホテルのレストランへ。

毎日通過しているのに、JR大阪駅阪急梅田駅周辺は、
いつの間にかさま変わりしていて、新しいビル群がにょきにょきと背比べ。
いまや新阪急ホテルに「新」は要らない。

さて、お食事会は、フランス料理と中国料理がひとつのコースで味わえるという、究極のコースを注文。
しかも、世界三大珍味キャビア、フォアグラ、トリュフが楽しめるというコース。
でもかなり、お安い設定になっていて懐にやさしい。
(画像は、私たちのものとは無関係)

他の2人は、キャビアを見逃し、私はトリュフに気付かず、
でも3人で、小さな一口サイズのフォアグラを、うまいと頷き合う。
こんな調子だから、特に三大珍味がなくても無問題なのだが、
釣られたフリ。

給料支給日25日の花の金曜日に、オジサン3人が予約もせずに、
朝日新聞の夕刊のレストランの広告記事の切り抜き持参で、
「予約してないのだけど、このコース、大丈夫?」で、丁重に席に案内される。
大阪らしいといえばらしい。

デザートまでしっかりいただき、早めにレストランをあとにし、
いつのものカフェで閉店(21時)まで、四方山話に花が咲く。
月例会は、話に花が咲くいいインターバルが取れている気がする。

それにしても、あまりにも健全すぎて、(私はアルコールさえ体内に入っていない)
オジサンではなく、おばさんのお食事会の様相を呈してきた。