ただでさえおっかなそうな画家を、じらしてじらしてシャッターチャンスを待った後、
パシャット撮ったのがこの1枚。
パシャット撮ったのがこの1枚。
土門は、雪の室生寺を撮りたくて、冬の奈良は室生に長逗留したという。
室生の里にそうそう雪は降らないのに、粘りに粘ったのである。
その苦労に比べれば、梅原をじらせて怒らせていいポートレートをものにするのはた易いか。
その苦労に比べれば、梅原をじらせて怒らせていいポートレートをものにするのはた易いか。
梅原さん、口が一文字になって、大家らしい威厳のある肖像である。
怒っておりますな、たぶん。