遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

上品キルトのお嬢さん&ミスター・ロイ

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昨日朝、大阪駅から西梅田に向かう通路を、
颯爽とずんずん歩く女性を発見。
どこに行けば買えるの?といった上品なアウター。
腰までの長さの短いジャケット・コートは、
身頃と襟・袖に異なったウールの生地を使い、
それに荒い菱形のにキルティングを施したもので、
淡い色使いは、どことなく英国風の上品さが漂う。
 
先日、東京ドームでの「日本キルト大賞」の展示をテレビで見たばかりだったので、
生活にこういうキルトを取り入れている人に感心。
スカートは柔らかいひらひらしたウール生地の深緑のスカートで、
黒いストッキングに黒のヒールのない短靴。
短めのポニーテルが軽やかに揺れ、ポシェットを肩から斜め掛けにして、若々しい。
とにかく歩く姿と服装センスが素晴らしく私好みの女性で、
残念ながらお顔は拝めなかったが、寒い朝に実によくマッチした女性であった。
また会いたいものである。
 
 
今朝、大阪駅のアナウンス。

   お呼び出しを申し上げます
   アメリカからお越しのジョン・ロイさま
   お連れさまが中央案内所でお待ちです
   中央案内所前までお越しください

これを何回か繰り返していたが、
外国人を呼び出す放送が珍しくて、
それがとても聞き取りやすいアナウンスで印象的だった。
ただ、そのミスター・ロイは、日本語を理解できるのだろうかと心配になった。
せめて「お連れさま」ではなく「ミスター・スズキが」とか言ってやればいいのに。

ロイさんはお連れさんと会えたのかな。