遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

NHK きょうの料理 2011年 01月号

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共働き時代は少なからず厨房に立っていたのだが、

奥さんが仕事を辞めたのと、私の気力が職場に偏ったことが原因で、

しばらく料理から遠ざかっている。


少し前の話になるが、正月休み、おせちも食べつくして、

数年前まで住んでいた本籍地のご近所から届いた白菜と大根が、まだ食べ切れていないので、

きょうの料理」テキストを横にらみに、2日連続で久々に腕を振るった。


1日目、ケンタロウ監修の「白菜と豚バラ肉の炒め物」

2日目、コウケンテツ監修の「大根と牛肉のおかずナムル」


きょうの料理」、テーマソングは50年変わらないが、

核家族化を反映して、材料の分量は2人前に変化してきた。

1日目の白菜を使った方は、娘抜きの3人前分、

2日目の方は5人前分を作らされ、調味料や材料の分量換算が難しい。

そこは動物的勘で、かなりテキトーに試作したが、

誰からも何も注文がつけられなかったので、まずは及第点だったか。

レシピがよかったので、実際おいしかった。

にんにくとしょうがでからだも温まった。


3日目は奥さんが、「さばの白菜煮」に挑戦、これまた悪くなかった。


毎日が日曜日になれば、家庭内限定料理人になろうと思っているが、

その頃にはテキストの分量どおりの、2人前の料理になるのだろう。

分量は測りやすくなるが、毎日2人前はちょっと寂しいかもしれない。