遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

歯痛と即位

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日曜くらいから歯が痛み出して、歯医者通いしています。

鎮痛剤がよく効くのですが、ジャスト8時間で効力が失せます。

したがって鎮痛剤を継続して飲んでいるところですが、

ちょうど「食後の服用」のタイミングにならないところが難しいところです。

すきっ腹にそういう薬を飲むのは、よくないのでミルクで流し込んでいますが、

それってどうなんでしょう。


そんななか、テレビでの「古代マヤ文字」の解読の歴史の話で、

「歯痛」文字は、「王の即位」をあらわすのだということをはじめて知りました。

そもそも、マヤ文明に興味などない人間だったはずですが、

今の精神状態がそういうものに興味をおぼえるようであります。

画像に貼り付けましたが、「歯痛」文字とは、

縦の帯状の文様が歯が痛い子どもないし人物のほおを冷やす包帯や布のように見えることから、

そのように呼ばれます。

それがなぜ即位につながるのか、不思議ですが、

親知らずが生えてきて、一人前の大人になったことをあらわしているようです。

王家の誰かが歯痛になる年頃になれば、即位できたのでしょう。

いずれにしろ、私は元服はとうの昔に済ませていますし、

即位することは金輪際ない人物なのですが、歯痛なのであります。


歯茎が化膿していますので、同時に抗生物質も飲んでいます。

腫れと痛みが引かないので、抜歯治療ができない状態であります。

今月は、泌尿器科(頻尿)、皮膚科(空気乾燥からのかゆみ)、整形外科(「50肩」でした)

歯科と病院通いの季節になりました。

歯痛以外はどれもそんなに大したことはないのですが、

すべて加齢のなせる仕業に閉口している、晩秋であります。

先月、57歳の誕生日に、健康な私に「元気に長生きしてくださいね。」

とメールをくれたお人がいて、何よりのありがたきプレゼントだと思ったのですが、

今思い出しても、嬉しくなりました。


みなの衆、時節柄ご自愛くだされ。