遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

一畳の芸術/プラレール

「一畳だけならプラレールを常設してもいいわよ」といわれた日から始まった、
ぺたぞうさんプラレールレイアウトの日々。
NHK[熱中人」でその姿を拝見して感服。
 
【NHKの「熱中スタジアム」番組ホームページより】
 
ぺたぞうさんの城、それは、180㎝×90㎝(=一畳)。
30層以上に積み上げられ、2000個以上の部品が使われる。
構想から完成までおよそ1ヶ月。レールは上から下まで100m。
走り抜けるのに10分かかる。

誰が呼んだかバベルの塔
複雑怪奇な構造の中を、いともスムーズに列車たちが行き交う。
きっかけは、妻のひと言。
「自分の部屋のすみっこの一畳分だけなら、ずっと置いておいてもいいよ。」

面積が使えないなら高さを目指せ!彼は妻からのプレッシャーを逆手にとった。

「広くできないっていう制限がある状態で、面白くするにはどうすればいいのかを
考える。それはそれですごく面白い。」

彼は、いまや高さを競う鉄道玩具のパイオニアであり、カリスマである。
 
この番組を見ていると、世の中にはいろんなことに熱中する方がいて、
飽き性の私は、彼らの熱意にほとほと感心する。
もう趣味の世界を超えて、ほぼプロの世界に足を突っ込んでおられる。
 
このプラレール、こんなにバリエーションが楽しめるんだと、
まずプラレール自体に感動した。
このバベルの塔、複数の列車を走らせると、それはそれは壮観で、
自分でもやってみたくなるのであった。
もし息子がいれば、はまっていたかもしれない。
いずれにしろ、一畳の広さにこだわるところが、ぺたぞうさん、とても素晴らしい!
 
 
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