遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ケニー・ドリュー・トリオ

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1956年9月20日、26日 ニューヨークにて録音
 
曲目リスト
1. キャラヴァン 
2. 降っても晴れても 
3. ルビー、マイ・ディア 
4. ウィアード・オー 
5. テイキング・ア・チャンス・オン・ラヴ 
6. 星に願いを 
7. ブルース・フォー・ニカ 
8. イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン 

1970年代のどまんなか、スイングジャーナルのゴールドディスクに、
このアルバム「ケニー・ドリュー・トリオ」が選定された。
 
リバーサイドレーベルの幻の名盤復刻盤として、再発売されていた頃だったか、
この頃からジャズを聴き始めた私は、
リバーサイドのお抱え大物プレーヤーウェス・モンゴメリーや、
ビル・エヴァンスのアルバムとともに迷わず購入。
 
ケニー・ドリューというピアニストは、このアルバムで初めて知るが、
おなじみの曲を軽快に演奏してくれる。
 
これぞピアノ・トリオという見本のような爽快感は、
休日の朝に聴いても、涼しい風のように幸せな気分にしてくれる。
もちろん、お酒を飲みながらの夜に、しっとり感ももたらせてくれる。
まさに「2. 降っても晴れても」も大丈夫な演奏である。

ついでに、私が今まで紹介してきた「ピアノ・トリオ」アルバムをご紹介。
今回の1枚を含めても8枚。意外と少ない。
 
 
 
ワルツ・フォー・デビイ      http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/5681778.html
ポートレイト・イン・ジャズ  http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/45741212.html
エクスプロレイションズ      http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/47211303.html
    ビル・エヴァンス (p), スコット・ラファロ (b), ポール・モチアン (ds)
               
ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス  
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/36159536.html
    チック・コリア(p) ミロスラフ・ヴィトウス(b) ロイ・ヘインズ(ds)
 
オーヴァー・シーズ          http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/8087161.html               
  トミー・フラナガン(p),ウィルバー・リトル(b),エルヴィン・ジョーンズ(ds)
 
この7枚を一緒くたにがらがらポンして出来上がったようなアルバムが、
ケニー・ドリュー・トリオ」でもある。