遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

seyamaさんのお庭

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かねがね私が一番の庭だと思っているのが、seyamaさんのお庭である。

ご本人いわく5坪の広さだそうで、ご自身のブログのタイトル、

「ほんの小さな庭」 http://smallg.exblog.jp/

にも、そのことを示しておられる。


私から見れば、その5坪の庭が宇宙のごとき広さに見え、

隅々にまで実にさまざまな表情を持っていて、

庭の大きさとその素晴らしさには何の因果関係もないことを、

この庭が証明しておられるのである。


2年ほど前、NHKの「素敵にガーデニングライフ」という番組で、seyamaさんの庭と遭遇。

seyamaさんご自身も庭も素敵で、番組を見終わってすぐ彼女のブログに行き当たった。


「ほんの小さな庭」には、実に多くの種類の四季の植物が、

それぞれ適所で個性を主張しつつ、色も形もオシャレに配置されている。

植物の組み合わせの見事さは、天性のものなのだろうか、

植木鉢ひとつ取り上げても、seyamaさんが使うと古ぼけたようなものでも、

いい味を出していて、とても参考になるのである。

ブログにある画像は、庭のどの箇所もすべて絵になっている。


寄せ植えのセンスのよさも一流で、ご近所のお店を飾りつける鉢植えを提供している。

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我が家の庭は、そのセンスにおいて比べ物にならないほどなのだが、

それは天分だとあきらめて、せめて、seyamaさんちの植物と同じようなものを、

揃えていこうと思っている今日この頃である。

創造センスがないので、とにかく模倣するしかないのである。