遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2009M-1グランプリ

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今年は、M-1については何も語らず、

と思っていたが一夜明けて、やっぱり記事にすることにした。 


昨夜のM-1グランプリ、

今年こそ笑い飯がグランプリを取ると思いながら見ていて、

1回目の出し物で、とうとうやりましたー優勝!、

と思った矢先の、あの決勝戦のネタは何?


昔のネタでも何でもいいので、あれ以外のものはなかったのか?

M-1の笑い飯の履歴で、予選の「鳥人」は最高ランクの面白さだったのに。

彼らのいつものシュールな、たまらなく面白いネタだった。

シューベルト「魔王」までさらっと持ち出して、

彼らの丹念なサービス精神には感心させられる。


それなのに決勝は、逆に史上最低のネタだった。

野球のキャッチャーと審判のやり取りだけを、

もっと膨らましたら面白かったのに、

シモネタに走って大失速だった。


ま、彼らの破滅的な笑いを貫いたので、あっぱれをあげておこう。

ふー、毎年応援していたのに…、

来年も出場可能だという噂が流れている、

これまたシュールなことである。。



ハライチは、あのネタは相当数のアドリブが入っているのだろうか、

右の丸坊主の彼のリアクションが、コント55号の次郎さんぽくて、

私のお気に入りの形式の漫才で、とても面白かった。

左の相方は、マジ笑いしていたような、気のせいかな?

ネタだとしても、面白かった。


ナイツも、浅草色の漫才でよかったけど、上手過ぎかも塙。


パンクブーブーも、オーソドックスなしゃべくり掛け合い漫才で、

二度観ても面白かった。スリリングなところがないのが惜しい。


それにしても、オードリーは何をしているのだろうか、

来年は出てくるのだろうか?