遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

笑って健康/NK細胞

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わが社の健康管理センターから、インフルエンザにかからぬよう、

免疫力を高めましょう、というお触れ書が出た。


免疫力を高めるには!

1. バランス良い食事を心がける

2. 質の良い睡眠をとる:睡眠の乱れによって、免疫力は低下します。
たとえ心労があって眠れなくても、体を横にして休めているだけで、免疫力は
高まると言われています。

3. 無理のない適度な運動をする
免疫力を高めるには、適度な運動がとても効果的です。
体内にウィルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞(特にNK細胞)が、運動することによって
より活発に働くようになります。

4. 笑う
笑うと身体の免疫力がアップします。笑うと免疫細胞(NK細胞)の活性化につながります。
作り笑顔の場合でも、NK細胞の働きが活発になります。

5. 体温を下げない
平均体温が1℃下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1℃上がると免疫
力は約60%活性化するといわれているように、体温は免疫力を大きく左右します。
特に冷えを感じやすい首元や足首を冷やさないよう寒い日はマフラーや靴下を着用しましょう。

6.その他
タバコを控える。適度な飲酒を心がける。ストレスをためないなど。

ほとんどの人は新型インフルエンザに対する免疫は持っていないといわれています。
感染を避けると共に、免疫力(抵抗力)を高めるよう体調管理に注意しましょう。



ようするに、バランスよく食べ、睡眠をたっぷりとり、

適度な運動を心がけ、笑って暮らし、温かくして、ストレスを溜めなければ、

インフルエンザに打ち克てるのである。


文中のNK細胞というのは、ナチュラル・キラーというすごい細胞で、

笑うと体内にたくさんできるようである。

このNK細胞は、腫瘍やガンを駆逐してくれるともいわれている優れた細胞で、

そんなに身体にいいものだったら、笑って暮らして健康になりたいものだ。


文化勲章の受章で、桂米朝噺家では始めての叙勲だったとか。

とかく「笑い」は、喜怒哀楽のなかでの芸術的価値は、

下の方に属するようで、

喜劇より、悲劇の方が高いところにあると思われている節がある。

しかし、私はユーモアのセンスこそ、

人の持つ価値のなかでとても大事な要素だと思っている人間で、

うるさい人は嫌いだけど、面白くて明るくて楽しい人は、大好きである。


だから、芸術で涙するのは有りだけど、

現実の生活では、楽しく笑って健康でいようと主張したい。

お笑いとNK細胞の関係性は、医学でも証明されているようだから、

ストレスは溜めないで、笑って笑ってNK細胞とやらで、

体中をいっぱいにして、人に憎まれるほど長生きしてやろうと思っている(笑)。


原節子さんも、そう思っておられるであろう、お元気かな。