遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

だんじり祭/岸和田市

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叔母、今年80歳の父親の姉なのだが、

その嫁ぎ先が岸和田である。


叔母も私の父親も高齢のせいで、何かとよく会いたがる、

で、私は運転手として一日奉仕。


子どもの頃、祖母に連れられて何度か見た岸和田のだんじり

今日40数年ぶりに生で見てきた。


太鼓と鐘と大勢の曳き手の掛け声が、

見ていて心地よい、心踊る。


だんじりの曳き手は、

中学生以上くらいか、若い男女を中心に構成されている。

この類の祭りは男衆のものだと相場は決まっているが、

ここではそんなの関係なく、

髪の毛をレゲエダンサーのように細かく編みこみ、

鉢巻きを髪飾りのようにイナセに結んだ女子中学生たちが、

印象的だった。


このお祭り、今や大変メジャーになってしまったが、

覚悟していたほど混雑していなくて、

交通規制がしっかりされていて、歩くことさえ苦にならなければ、

ゆっくり楽しめる。


まだ日差しが厳しくて、少し日焼けしてしまったが、

子どもの頃見た印象より、ずっと楽しいお祭りであった。