遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

清く正しい生活者

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期日前投票を早々と済ませて、週末は信州に小旅行、

帰ってきたら世の中が変わっていた。

といっても、昨夜は飛騨の山中で選挙結果を見ていたから、浦島太郎状態ではもちろんない。


4年前の総選挙は、9月11日に投票が行われ自民党が大勝、

しかし、そのことについて私のブログは無言のまま。

何か書こうとしていたのだと思うが、9月13日に父親が脳梗塞で倒れ、

無言のままだったようだ。

当時は、その翌月に部門の長になる人事異動も控えており、自宅新築の工務店の入札も始まる頃で、

一度に経験したことのない、ストレスが一気に押し寄せてきていた。

自民党の大勝も、ストレスのひとつだったのかもしれない。


あれから4年、私生活は公私いろいろあったが、(たいしたことはないが)

ぶつかり合うとストレスが溜まるので、往なしたりまるめ込んだり退いたりしながら、

幸せに暮らしてきた。


脳梗塞の後遺症から脱却するためのリハビリのために入院中の父親は、

医療制度の改悪で、3ヵ月で最初の病院を放り出された。

私たちは隣県の遠い病院を見つけて、世話に通っていた頃もあったが、

退院後、父親はなんとか元気になってくれて、今年の初夏に傘寿を迎えられた。




さて、今回の総選挙、政権交代となる結果でまずはよかった。

ただ、4年前と間逆の選挙結果だったので、次はまた政権交代になるかもしれない。

そうならないように、与党には本気でがんばってもらいたい。


いま、なんとか私は生活をさせてもらっているので、

とりあえず、次の与党の政治手腕を高みの見物というスタンスで見守りたい。



私が倒れたり、家族に重病が出たりすれば、暗黒の暮らしになるので、

この国では誰も請け負ってくれないに等しいので、

そういうリスク管理を常に意識して、清く正しい生活者として努力したい。

そして、この国に暮らす人がみな、

そこそこの幸せになってもらいたいものだと、願わずにはいられない。