遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

麦とろ/篠山

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今日は、お昼前に「出石そば」が食べたくなり、


珍しく予定のなさそうな次女も誘って、12時30分頃、

急遽出石へ向けて出立。


天気もよく、道路事情も問題なかったのだが、

カーナビの到着予定時刻を見てみると、15時台。

その時刻じゃランチにならないと気が変わり、

鳩首の結果、同じ方角でずーっと自宅に近い篠山に行くことに決定。


私の第二のふるさとが篠山。

この地でフルマラソンを2度完走して、

私は生まれ変わったような気がしている。


ここに来るのは何年ぶりだろうか。

1995年の市民マラソンレースにもエントリーをしていたのだが、

阪神大震災で大会が中止になり、私のマラソン人生もその時終了した。

震災で何か少し心の変化があり、走るのをやめてしまったのだった。


で、すっかりご無沙汰していた丹波篠山でひさびさに麦とろをいただいた。

私が子どもだった頃は、母親がよくつくってくれたとろろ汁、

麦飯ではなかったが、白米にとろろ汁をぶっ掛けて食べる。

それさえあれば他におかずは何にも要らない、大好物であった。


おそらく20年以上とろろ汁のぶっ掛け飯を食べておらず、

最後に食べたのも、ここ篠山であった。


今日は適当に入った店で、ご覧のセット(1580円)を注文。

右上が麦めしで、左下の大降りのめし茶碗に2杯分、

左中央の片口に入った出汁をお好みで足したりしながら、

中央のとろろ汁で美味しくいただいた。


天ぷらは要らないから、とろろ汁と麦めしとはもっと増量して、

シンプルな麦とろメニューが私の理想なのである。


そうだ、(あたり鉢、最近我が家で見てないが)

いつか麦とろ作ってみよう。