遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

御影堂/西本願寺

 

西本願寺の「御影堂(ごえいどう)」は、

「寛政の大修復」寛政12年(1800年)以来2回目の、

「平成の大修復」が今年の初めに完了。


その大きさは、東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートル。

60億円近い費用をかけた、10年になんなんとする大修理であった。

その御影堂を見たくて東寺の市をあとにして、JR東海道線の線路をくぐって、

徒歩でお西さんへ向かう。


いつでも行けると思っていてまだ一度も行ってなかったのが西本願寺

よみがえった御影堂を無料で開放してくれている、

さすがは親鸞の教えめでたいお西さん、なのである(よく分らないが)。


イメージ 1

「三」の書き順に1から12までの画像説明

1. 御影堂内部、光を受けて美しい障子      
2. 阿弥陀堂側(北側)から見た御影堂
3. 門から阿弥陀堂を望む
4. 南側の北小路通りに連なる土塀、いい風情
5. 北小路通にあるカラフルな唐門(国宝)
6. 御影堂と阿弥陀堂をつなぐ渡り廊下、大きな橋の如く
7. 御影堂内部、木戸に施された金工細工     
8. 4.の土塀、正面から
9. 水をためて水を滴り落とす大きな水鉢
10. 御影堂正面。大屋根の瓦は12万枚、視界に入らないほど巨大。中央の賽銭箱も新しくて大きい
11. 堀川通りに面した阿弥陀堂門(国宝)
12. 西本願寺龍谷大学の建物、仏教関係の大学の建物には見えない


近くの京都駅のモダンで無機質な質感と好対照の、

しっとり空間である。

朝は5時30分(冬季は6時)に開門。