遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

39回目の春

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チューリップと桜と太陽の塔

あれから39回目の春である。


1970年の国際博覧会、通称大阪万博はここ千里丘陵で開催された、

それから今年で39年になる。


エキスポランドが営業終了となったいま、

広大な森と化した日本庭園と、

大きいけどチャーミングな岡本太郎太陽の塔と、

いまや巨大なオブジェのような丹下健三の大屋根の一部が残されているが、

「夢の跡」の面影は残り少なくなった。


3年連続して、私の桜の時期の記事は万博公園となった。

今年こそ京都に桜を観に行こうとして、

近くの万博公園で省エネ花見となってしまった。


うちのチューリップもがんばって咲いてくれたが、

ここのチューリップの数は大変なもので、

よくもここまで整然と植え込んだものだと感心しきり。


花の多さだけでなく、

赤、黄、白、ローズピンク、紫等、

カラフルで幸せな気分になってくる。


春は、日本の桜と西洋のチューリップのコラボレーションで、

幸せ気分も満開になる。