遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

きっこの日記/きっこ

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私のブログへの訪問者、今日はいまのところ19人、

ところが「きっこの日記」というブログには、

1日に数万人が訪れる。


私は最近偶然にそのブログと遭遇し、

ほぼ毎日訪問している。


最新日記は、こんな感じ。

マレーシアでは、昨日の3日、これまで副首相だったナジブ・ラザク氏が、晴れて首相の座に就いた。これは、去年の3月の総選挙で、アブドラ・バダウィ首相の政党が3分の2の議席を確保できなかったためで、ようするに、1年も前から決まってたことだ。そして、明日の5日は、F1の第2戦、マレーシアGPの決勝戦が開催される。これまた毎年の恒例行事なんだから、ずっと前から分かってたことで、こうした大イベントが連続してるマレーシアでは、国民の間に、いつにない盛り上がりが起こってる。

屁のツッパリにもならない北朝鮮ポンコツ人工衛星なんかに大騒ぎして、ワザと誤報まで流して国民を混乱させて、ミサイル防衛費をガッポリとせしめるために過剰報道を繰り返してるニポンとは違って、おんなじアジアの国でも、東南アジアの国々の人たちは、貧しくても「みんなで楽しむ」ってことを知ってるんだろう。



ワザと誤報を流したのじゃなくて、マジで誤報を流したのだと思うが、

どちらにしろ、かの国の馬鹿さ加減は歴史的なのだけれど、

それに翻弄されているわが国も、実に情けない。

かといって、おバカな国を仮想敵国などと大騒ぎしないで、

気にしつつ無視して、外交努力を続けてほしい。


それにしても、アジアには「貧しくても楽しみが分っている」国もあれば、

「貧しくて悲しい」国もあり、「豊かさを勘違いしている」国もあり、

いろいろである。


きっこ女史、その辺のことをきちんと抑えていて表現していて、

立派な日記である。

ま、立派だからみんな読みに来るのだけれども。



こんなのもあった。


全国の都道府県の知事の中で最低最悪な知事がいる東京都民のあたしが言うのもアレだけど、千葉県の人たちって、ホントにこんなオッペケペーなんかに投票したの?(笑)

ま、あんなオッペケペーのことなんかどうでもいいんだけど、これで、東京、宮崎、大阪に続いて、また1人「おバカ知事」が誕生しちゃったってワケで、テレビタレントの「おバカブーム」は下火になったけど、漢字の読めない総理大臣しかり、何言ってんだか支離滅裂で理解不能な県知事しかり、政治の世界では、まだまだ「おバカブーム」が続いてく予感がする。次は、出川哲朗が神奈川県知事になったり、ウド鈴木山形県知事になったり、中川昭一が北海道知事になったりしちゃうかもしれない。

だけど、バカをバカにして笑ってるだけじゃぜんぜん建設的じゃないから、今日は、せっかくだから、この森田健作の莫大な政治資金の例を見ながら、あたしが支持してるオムライス党がずっと前から訴えて来た「企業献金の全面禁止」の必要性について、考えて欲しいと思う。



私の住む所にも、きっこ女史ご指摘のおバカな知事がいて、

上のごとく、読者に紹介してくれている。


話題は多岐にわたり、1日分の文章の長さは5千字くらいか、

広くて長い文章だけど鋭い。

女史の職業はフリーのヘア・メイクさんらしいが、

フリーの文筆業といっても過言ではない。


ということで、女史に敬意を表して彼女の日記を3冊まとめ買い。

2001年7月20日~2007年11月19日までの間の

日記がぎっしりとおさまっている。

どこからどう読もうがまったく無問題である。