遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ロッキン・イン・リズム/デューク・エリントン

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ロッキン・イン・リズム/デューク・エリントン楽団

Rockin'In Rhythm~Duke Ellington

1 Dimiuendo And Crescendo In Blue
2 Satin Doll
3 Jeep's Blues
4 Passion Flower
5 Perdido
6 Rockin'In Rhythm
7 Mr.Gentle & Mr.Cool
8 Take the "A" Train
9 Sophisticated Lady
10 The Matador
11 C Jam Blues
12 Things Ain't What They Used To Be


今日から新年度、職場の私のセクションは、

誰一人異動するものなく、退職もなく、永年勤続表彰もなく、

1年前とまったく同じ顔で新年度を迎える。

新鮮味がないけれど、また同じ顔ぶれで仕事できることに感謝、かな。


さて、ステファン・グラッペリに続く春のジャズ。

煌く金管サウンドが春の陽射しを思い浮かべる、

春のジャズはビッグ・バンドで、決まりである。



このアルバムはいまは廃盤になっているようで、

ジャケットは同じで内容が少し違っていたりで、

どこを探しても同じアルバムはない。


ただデューク・エリントンのベストアルバムなら、

これらの曲は、ほぼ網羅されている、

そんな名曲のオンパレード集である。


1958年と59年、

ヨーロッパ公演のライブ録音盤である。


エリントン楽団は、エリントンの作曲した名曲を、

キラキラと輝くアンサンブルで洗練されたサウンドを聴かせてくれる。


アルトサックスに名人ジョニー・ホッジス、

トランペットに名手クラーク・テリー

テナーサックスに巧者ポール・ゴンザルベスなどを擁して、

彼らのソロ・リードもたっぷり聴かせてくれる。


春の陽射しに最も近いのが、エリントン楽団のサウンドである、

4月である、新年度である、まだ少し寒くて、桜のつぼみも少し固いけれど

春がやってきた。