「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?」
という長い名前の本。Asahi original (66号) ¥987 (税込)
「村上春樹のホームページに寄せられた質問に答える」形式の読み物。ソクラテスもプラトンも、みんな悩んで大きくなった。
村上春樹の小説でない著書もいいものがどっさり。
「村上春樹ポートレイト・イン・ジャズ」 新潮文庫 和田 誠 (共著)
ポートレイトは和田誠だ。
「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」 新潮文庫 河合 隼雄 (共著)
ぜひぜひ、河合隼雄に会いに行ってくだされ。
「アンダーグラウンド」 講談社文庫
地下鉄サリン事件の被害者にインタビューした重い本。みな、満員電車に揺られて一所懸命生きている。
「シドニー!」 文春(文春文庫もあり)
いいなあ、シドニーでオリンピック取材。今でも楽しめる。
などなど。ほかに、安西水丸との共著もどっさり。
しばらく無沙汰をしていると、私は村上春樹に会いに行きたくなる。ホテルのプールサイドで、クーラーの聞いた自宅のソファーで、満員電車に揺られながら、お好みでお楽しみいただきたい。