この美術館はアクセスが不便、
観たいのなら不便を承知で来なさい、という有難いスタンス。
一日のいちばん暑い時間帯に美術館に到着、
目論見どおり館内は人が少なく、
ゆっくりたっぷり涼やかに鑑賞。
「モディリアーニの絵は苦手です」と、私んちの部下。
「それって顔だけで人を評価するのと似てるやん」と、えらそうな私。
きちんとお付き合いすれば、深いお方たちだと分ってくる。
そして、離れ難い方たちだと思いはじめるはず。
アフリカの原始美術プリミティヴアートの影響を受け、
自分のスタイルを確立したモディリアーニ。
この展覧会だけで、彼の芸術作品の変遷をたどるだけで、
その痕跡がくっきりと浮かび上がってくる。
作品紹介はまたの機会に、
ぜひお近くへお出かけの際は、訪ねられたい。
会期は9月15日までと主催者が申しています。