主要8カ国(G8)と中国やインドなどの新興国は、温室効果ガスの削減目標で合意できず、先進国と新興国の間の対立が容易に解決できないことを示す結果になった。 G8は国連での交渉に参加する全ての国と2050年までの50%削減で合意することを目指すとした首脳宣言を採択したが、その翌日に新興国から合意受け入れを拒否され、G8宣言自体の力不足も露呈したかたちだ。2009年末までに最終合意するというゴールが、洞爺湖からは展望できなかったようだ。
とロイターは伝えている。
温室効果ガスの削減目標で合意できなくて、
削減自体を推し進めていくことができるのだろうか。
新興国の言い分も充分理解できる。
G8が見本をまず示す、それが喫緊の課題だと思う。