遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

シャラ(夏椿)

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我が家のシャラの木、夏椿とも呼ばれる。


	
祇園精舎の鐘の声、

  諸行無常の響きあり、

   沙羅双樹の花の色、盛者必哀の理をあらわす



世にも有名なあの平家物語の冒頭に歌われている、

沙羅双樹がこのシャラのことで、

この白い椿のような花は、

雨に打たれるとすぐ落ちてしまう。


「はかなさ」の象徴とされる所以である。



うちの奥さんは、明日京都は妙心寺に、

樹齢300年の沙羅双樹に会いに行くのだそうだ。