遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

グリコの置き菓子

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わが職場の模様替えが秋に行われようとしており、

新しいオフィスに置かれる文書保管キャビネットは大幅に削減される。


個人持ちの書類や文書、原本がどこかに存在すれば、

つまり、電子ファイルや紙ベースの形でどこかで

誰かが保管しているはずの文書は、

基本的に廃棄することにした。

組織的にそのように決めた、

決めないと減らないし、第一保管するキャビネットがないのだ。


わが職場が保管している文書を積み上げると、

一人あたり5メートル以上だと判明した。

私はもっと多かった。


で一念発起、身の回りの書類整理というか、

えいやと廃棄処分。

70%は減少した。


ところで噂では、机下の脇キャビネットも付かないという。

文書は極力少なくして部門共通のキャビネットに保管すれば良いのだが、

個人持ちの飴やチョコレートは、どこで保管すればいいのやら。


小腹が空く午後4時半から5時頃には、

我が机のひきだしから、ごそごそチョコレートなどを取り出し、

もぐもぐするのが能率アップの一番の秘訣だったのだが、

そのひきだしがなくなると困ってしまう。


グリコの置き菓子システムを導入したいなぁ。

アーモンドチョコやポッキーやキャラメルなど、

どれでも一個百円というシステムで、

カエルくんの口にコインを入れて箱から好きなお菓子を取り出す。


機械仕掛けではないので、信用取引であり、

道端の野菜の置き売りと同じ要領だから、

買い手の良心で成り立つシステムである、

ボックスが置かれた職場のモラルが問われる仕組みである。


一週間に一回程度グリコが中身を補充してくれ、

中身のリクエストにも応えてくれるシステムで、

冷蔵庫が置ければアイスだって大丈夫なのである。

私はず~っと以前からこのシステムがお気に入りだった。


タバコや飲み物の自販機はわが職場にあるのだから、

このシステムがあっても良いだろうにと思う、

うちの総務はこんな便利なシステムを知らない可能性もある。


しかし頭の固い輩が多いので、

うちの職場で導入されるかな。

50過ぎの私が声を大きくして言うには、

ちょいと恥ずかしいなぁ、

私の部門だけで、というわけに行かないだろうしなぁ、

食堂にグリコ持込の冷蔵庫とお菓子ボックスをずらっと並べる、

わけにいかないかなぁ。