セブン Se7en 1995年
監督:デビット・フィンチャー
出演:
ブラッド・ピット
モーガン・フリーマン
グウィネス・パルトロウ
キリスト教の「七つの大罪」。
傲慢 … PRIDE
嫉妬 … ENVY
憤怒 … WRATH
怠惰 … SLOTH
強欲 … GREED
暴食 … GLUTTONY
色欲 … LUST
定年退職まであと7日を残す刑事モーガン・フリーマン、
赴任してきたばかりの若き刑事ブラッド・ピット。
2人の前に「七つの大罪」になぞらえた殺人事件が立て続けに発生。
現場には「暴食 … GLUTTONY」「強欲 … GREED」の文字が残されていた。
「セブン」とは、フリーマンの定年までの日数、
この作品は7日間の物語なんだと無学で俗っぽい私は、思ったのだが、
「七つの大罪」というもっと大きな深い意味だったのだ。
見ていてもうんざりする、暗い空からの長雨のなかを、
アブナイ刑事ブラピと、あと少しで定年の模範刑事フリーマンの、
捜査が続く。
過去に何があったのか謎のブラピは、
若さに任せて強引に捜査を進めるのだが、
他の映画ならそれも微笑ましく思える。
しかし、なんだか心配になってくる。
私の胸騒ぎは、杞憂に終ると思ったとたん、
心配していたとおりのことになってしまった。
私は例によって内容は憶えていないが、
この作品をかつて見たことがあると思っていたのだが、
「デビル」かなんかと思い違いをしていたようだ。
こんな作品を見て、いくら記憶力のない私でも、
それを忘れるわけがない。
未見の方は(少ないであろうが)、
私のこの記事以上の前提情報なしで、
ぜひご覧になっていただきたいと思う。