道後はスルーして、内子に寄り道する余裕もなく、
前日予約したフェリーに間に合うように一路西へ。
四国最西端の佐田岬近くの三崎港からフェリーで、
対岸の九州は佐賀関へ渡る。
佐賀関までは70分の船旅。
この狭い海峡の流れで鍛えられたのが、
高級ブランド「関サバ」と「関アジ」。
今回はその高級ブランドとは縁なし。
大分について、迷わず国宝の臼杵の石仏(磨崖仏)に会いに南下、
静かな山里の石窟に掘られた石仏群が存在していた。
春まだ早く、里を抜ける風は冷たかったが、
遠くから訪れたと思しき観光客が、
海外からの旅行者も混じって、
静かに石段を昇り降りして、
点在する石窟に掘り出された石仏群にお参りを続けていた。
画像の大日如来は、実にいいお顔の仏像であった。