この雪深い山あいの集落で、
この郷の人たちは蚕を飼い、
木を植え育て、
稲を植え育て、
合掌造りの茅ぶきの大屋根のしたで、
幸せに何代も代変わりを続け、
生活を維持してきたのであろう。
合掌造りのこれらの建物は、
結(ゆい)という近隣の助け合い組織により、
茅が葺かれてきて今日に至ったと聞く。
もうじき東海北陸自動車道が、白川まで開通し、
この世界遺産に指定された地域への観光客は、
さらに増え続けるのであろう。
山道をてくてくと、合掌造りの村が一望できる山の頂近くまで歩く。
汗をたっぷりとかき、楽しい森林浴であった、
下山後のソフトクリームの、その味は絶品であった。