遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

我が家の見学会で契約成立

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画像は昨年のちょうど今ごろの建設中のマイホーム。

今日(21日土曜日)は自宅完成後「6ヵ月点検」の日。

竣工から約8ヶ月経っての6ヵ月点検だが、

いまのところ「ほぼ」文句の付けようのないマイホーム。


本日は、設計の先生(T先生)と、工務店の営業クンと現場監督氏と、

住宅プロデュース会社(Z社)の検査官が一同に会することもあり、

宅建設に携わってくれた人たちへのお礼の意味も込めて、

ささやかなお食事会をもった。



彼らのビジネスの話や四方山話のなかで、とても嬉しかったことがひとつ。


竣工間もない頃に我が家の見学会が、Z社主催で実施され、

延べ3回30名ばかりだったかをお招きした。

私も見学者の前でお話をしたり、質問に答えたり、

とにかくT先生やZ社をよいしょして宣伝活動に協力をした。


で、見学者のなかのおひとりが、Z社を通じてT先生に設計を依頼されたと聞いた。

お世話になった設計の先生に、契約案件がひとつでもあればいいなと思っていたので、

とても喜ばしいことであった。


施主は京都にお住まいのどこかの大学の先生だそうで、

我が家に来られてT先生に設計を頼もうと思われたようだ。


見学会に来られたお客人を観察していると、

片方の目で我が家をご覧になり、

もう片方の目は未来の自分の家をご覧になっているような気がした。


彼らの目がとても印象的だったことを憶えている。

「これから先もう少しがんばらなきゃ」

っていう感じの遠くを見るような目が印象的であった。


ともあれ、その中のお一人と契約ができ設計もほぼ完成したようで、

よかったよかった、これで恩返しができた。



でも、T先生とZ社、うちより安くていい家を建ててほしくないなぁとも、

やっかみ半分で思う今日この頃でもある。