遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

三国志/吉川英治

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 三国志   吉川英治 



オリコンの調査によると、

新社会人に薦めたい本の1位は

三国志」だという。

2位が「竜馬がゆく」「街道をゆく」なのど司馬遼太郎の本、

3位が「マナー」の本。


詳細は以下の通りである。

オフィス街や通勤電車にはフレッシュマンとおぼしき人を見かける季節になった。
諸先輩方は、そんな新入社員にどんな本を読んで成長してもらいたいか。 ORICON STYLEでは、20代、
30代、40代を対象に、新入社員にオススメの1冊をインターネットで調査した。

その結果、「新入社員に薦めたい本」第1位は【三国志】。理由は、「人との付き合いなど、昔の知恵
が満載だから」、「広く人間関係を円滑にする要素が含まれている」、“人間関係を学べるから”と
いう声が圧倒的多数だった。社会人としてまず身につけるべきは、知識やスキルよりも人間関係とい
うことのようだ。

2位は『竜馬がゆく』、『街道をゆく』などの【司馬遼太郎の本】。「人間として成長できる本だから」
という意見をはじめ、「日本人の特性が見えてくる、国際人としての第一歩になる」、「日本のことが
良くわかる。日本の進むべき道に関するヒントが書いてある」など、「国際性を養うために、自国の歩
んできた道を知るべし」という意見が多かった。

3位は【マナー本】。「学校や会社で教わるものではなく、社会人として自ら学び身に付けておくべき
常識なので」、「自分のためにも会社のためにもなります」。
うっかり上座に座ってしまったり、おかしな言葉遣いで眉をひそめられたりなど、「知らなかったた
めに、とんだ赤っ恥をかいた」なんてことがないように、基本的なマナーは、知っておいて損はない
はず。:


私は数年前、新入社員から20年以上経って、

吉川英治の「三国志」全8巻を読破した。


三国志
日本では卑弥呼邪馬台国を統治する頃、中国は後漢霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはび
こらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、楼桑村の一青年劉備は、同志関羽張飛と桃園に義盟を結び、
害賊を討ち、世を救わんことを誓う。―以来100年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。


宮本武蔵」全8巻をかなり昔に読み http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/7993941.html

吉川作品はこの2作品しか読んでいないが、この2作で充分であろう。


わが部下は、吉川英治原作を下敷きにした、横山光輝の漫画で「三国志」を読破したと言う。

どちらでもいいと思う。


とにかくとにかく見せ場がたくさんある、大歴史ロマンである。



私は、おおらかな劉備玄徳が大好きである。


ちなみに、調査で2位になった「竜馬がゆく」を、

偶然にも、今になって読んでいるところである。

全8巻のうち3巻目を読んでいるところである。