遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ホンダのアースカー

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今年のアカデミー賞は、結局、ほぼ下馬評どおりの結果となったのか。

ドキュメンタリー映画賞では、「不都合な真実」が、オスカー象を獲得。(拍手)
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/46241619.html

投票権を持つアカデミー協会員は、映画に携わっている人たちだから、

地球温暖化に警鐘を鳴らすゴアたちに組しても、

直接的には影響はないし、そもそも芸術家は圧力にくじけない。


今回も賞に縁がなかったレオナルド・ディカプリオも、

以前、授賞式の会場にトヨタのハイブリッド・カー(プリウス)で乗り付け、

「僕は地球温暖化についてもちゃんと考えているよ」

とデモンストレーションしていた(今年はどうだったかは?)。


今朝のカーラジオのNHKのワシントン特派員は、

ようやくアメリカの政府・経済界もCO2と地球温暖化(異常気象)の因果関係を認めつつ、

CO2排出削減のために重い腰を上げ、

先行き15年で現在の排出量の10~30%の削減を盛り込んだ自主規制を

考案中だとレポートしていた。

京都議定書の批准とは別の道を選んではいるが、彼らも本気で考え出したようである。



春からのシーズンのホンダのF1車体には、

広告なし(HとBのイニシャルだけは貼りつける)で、

全面に地球を描き、世界の環境意識を高めるのに一役買うのだそうである。

ハイブリッド車はホンダもやりまっせ」と言うわけだ。



また、初夏にはわが国にも、CO2の排出権が売買される取引所がお目見えする。

排出規制を守れない国や企業が、排出権が余っている国や企業から、

その権利を買い上げるという取引が本格化するようである。


自社や自国の今は未達の排出基準を、将来達成する時まで、

どこかで余っている権利を買おうというのである。

ま、なんでもビジネスにするなという意見と、

それほどまでして議定書を守ろうとする姿勢は麗しい、

という意見に分かれるのであろうが、

結果として地球が美しくなっていくのであれば、それはそれでいいのだ。


但し、その歩みが遅いというか、スタート時期そのものが遅きに失するという気がする。


不祥事続きで、事業を元に戻すのさえ息も絶え絶えの体の企業もあれば、

他の企業に先んじて襟を正していこうという企業もある。

そのような社会的責任(CSR)を全うしてこそ本来歓迎されるべきであると、

投資家ならずとも消費者は、企業を意識し、評価される企業側も意識しだしたようである。



ともあれ、ホンダのF1コンストラクターズでの健闘を祈る。