遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

イイクルマ乗りはマナーも良い

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 訳あって、土曜日は7時前にクルマで家を出ることが多い。
 
 郊外の道を走っていると、ゴルフ場に向かうらしきメルセデスセルシオなどとすれ違う。
 それらとは少し趣の違う、スポーツカーやオープンカーにもよく出会う。天気のよい日には、トップをオープンにして走ってくる。おそらく、ゴルフ場やその他の目的地に行くのではなく、走りそのものを楽しんでいると思われる。

 お気に入りのスポーツカーを、週末のさわやかな朝に駆って、楽しんでいるのだろうなー、と想像している。彼らは、ぶっ飛ばしている感じはなく、自分のクルマのスペックを確かめつつ、郊外の少しワインディングした道を、マナー良くドライブしている。すれ違っただけでそんなこと分かるのか?と問い質されそうであるが、まず間違いない(?)。

 イイクルマで、目的なしに、ゆったり走るのって、カッコいいな。