ディープインパクトの引退レース有馬記念は、
無事完走で、よかった・目出度し・お疲れさまレースであった。
フジテレビのカメラは、4コーナー大外を駆け抜けたディープを、
横位置から見事に捉えてくれた。
他馬とのスピード感の違いが手に取るようにわかった。
「飛んだ」あの瞬間に私は彼の勝利を確信した、
馬券は取れなかったけれど。
上がり3ハロン(ゴールまでの最後の600メートル)を、
ディープは33.8秒で駆け抜けた、いや滑空した。
生涯14戦12勝2着1回、G1 7勝で、
史上最強の名馬のまま、種牡馬生活に入る。
この2年間気持ちいいレースで競馬ファンを魅了してくれた。
寂しい限りであるが、彼の子どもたちが出てくるまで楽しみが残る。