高級腕時計欲しさに魂を売った紀州の知事、
家宅捜索された知事公舎に、25個の高級腕時計があったようである。
フランク・ミュラーが何個かアップになっていたのはそのときの証拠品か。
電車でつり革を掴む腕に、高級腕時計を見ることがある。
朝早い満員電車に揺られている人がつける時計じゃないようにも思える。
あなたにそのブルガリは似合わない、と進言してあげたいおじさんもいる、
大きなお世話だが。
画像は、件の知事さんもお好きだったらしきフランク・ミュラー。
お値段は、トヨタカローラくらいか。
これまた、知事さんあなたには似合わないと言いたいが、
欲しければ自分の金で買えとも言いたい。
時計は時刻を知る、時間を計るものであるが、
コレクションとして、立派な趣味となっているし、
宝石と同じ装飾品として認知されているのであろう。
また、ステイタスシンボルでもあるようで、
高級時計をつけていると立派な人に見える、らしい。
私の部門にも、ロレックスやウン十万もする時計を腕に仕事している若造がいる、
かと思いきや、ケータイがあるからと腕時計無しの輩もいる。
別にどちらの派も立派には見えないが・・・。
私のは、セイコーとカシオの腕時計。
セイコーのそれは、まあまあ高級品で時間は正確に刻んでくれるし、
カシオのそれは、電波時計でネットオークションで数千円の代物だが、
安くて軽くて精確だから文句のつけようがない。
時計に100万円以上かけるなら、もっと違うものに投資したい、
たとえば、たとえば、・・・、すぐに出てこないので、旅にでも出るか。
いちばんの憧れは、時間に追われない生活であろうか。
日が昇れば起き、日が暮れれば寝る、
時計の要らない生活、悪くない。