遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ベートーヴェン交響曲第5番&第7番/カラヤン&ベルリン・フィル

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月曜9時は「のだめ」が定着、ベートーベンの7番がテーマ音楽。


青少年諸君に、無責任にお奨めの1枚は、

ベートーベンとカラヤンベルリンフィル

カラヤン先生いつものようにカッコつけすぎだけれども、

ま、この組み合わせなら申し分ないか。


このドイツの老舗グラモフォンCDが1,000円也、

これが申し分なし。

しかも、5番「運命」と7番が入っている、素晴らしい。


1,000円のCDを、2,000円のCDの2倍売れれば、

儲けが同じで(コストは違うから同じにはならんのだろうが)、

2倍の人に聴いてもらえる。

レーベル会社は安くたくさん売るべきではないか。


ファンの裾野を拡げれば、演奏会に足を運ぶひとが増え、

演奏家も観客も幸せになる。



私は、1970年代の録音の、カルロス・クライバーウィーンフィルの、

これまたグラモフォンの5・7番のカップリングCDを所有する。


以前↓で紹介した小澤征爾の5番もいいし、
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/19193184.htm

 

のだめオーケストラの7番でもいいと思う。


みな同じベートーベンである。

素材が同じで味付けがほんの少し違うだけ。

私は、その味がよく分からないから、無責任に廉価盤をお薦めする。


でも、すこし名の通ったオーケストラなら、

コンサートはもっともっとずーっと、イイ。