遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

我が家の見学会

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23日は、我が家の「見学会」。

私が世話になった、住宅プロデュース会社(Z社)に恩返しの日。

設計してくれたT先生にも恩返しの日。

我が家の見学会に集まった人の1組でも、

Z社やT先生の家を建ててくれればと思う。


見学会は、午前と午後の2回に分けて開催。

外講工事はまだ終わっていないが、内装がおおむね出来上がった。


応募で募った見学者、その若さに少し驚いた。

建築家に家を設計してもらおうという気概が、少しでも有る人たちが集まったのであるが、

若いのにたいしたものだと思う。


住宅メーカーに頼めば簡単に家は建つ、

マンションはどこにでも新しく建っていく。

でも彼らは、その簡単な道を選んで良いのだろうか、というようなところなのか。


この1年間の経過等を私が見学者にお話しする時間が設けられており、

この家の隅から隅まで、すべて意味があるものだとお話した。


短時間のお話であったが、見学者たちに私の意は伝わったと思いたい。

家の隅から隅まで開放して、見てもらったわけだし。

Z社とT先生に「よいしょ」のお話も盛り込んだことだし、

この間お世話になったお返しは何とかできた。


見学された方々には、良い家を作っていただきたいものである。


(画像はT先生設計の住宅、私の住居ではない)