遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

シーズ・ソー・アンユージュアル/シンディ・ローパー

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シーズ・ソー・アンユージュアル  シンディ・ローパー


曲目リスト
1.マネー・チェンジズ・エヴリシング
2.ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン
3.ホエン・ユー・ワー・マイン
4.タイム・アフター・タイム
5.シー・バップ
6.オール・スルー・ザ・ナイト
7.ウィットネス
8.アイル・キス・ユー
9.ヒズ・ソー・アンユージュアル
10.イェー・イェー
11.マネー・チェンジズ・エヴリシング
12.シー・バップ
13.オール・スルー・ザ・ナイト 


1953年生まれのニューヨークネイティブ、シンディ・ローパーのデビュー・アルバムである。

発売は1983年、彼女は既に30歳であった。


このアルバムは当時空前の大ヒットを成し遂げ、

このなかの4曲が全米のトップ5に輝き、

シンディは1984年のグラミー賞の最優秀新人女性ボーカル賞に輝いた。


デビューアルバムにして、彼女のベストのアルバムでもある。


あの「ウィ・アー・ザ・ワールド」に参加し、

マイクの前でジャラジャラ音を出すネックレスを注意されていたのが、

デビュー2年後の1985年のことである。


同じ年に映画「グーニーズ」の主題歌も歌っている。


下積み時代の苦労を吹き飛ばす、デビュー後のブレイク振りであった。



私のお気に入りは、

「1.マネー・チェンジズ・エヴリシング」

「2.ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」

「3.ホエン・ユー・ワー・マイン」

「5.シー・バップ」

「6.オール・スルー・ザ・ナイト」である。

グングンドライブして行くアップテンポの歌唱法に舌を巻くし、

バラードを歌い上げる哀愁に胸が熱くなる。


ボーナストラックのライブのもよう「11.~13.」では、

エラ・フィツジェラルドのようなMCの声。

チャーミングである。


彼女の、変幻自在な歌唱力を、じっくり聴かれたい。


ダンスを楽しむにももちろん、

ドライブのお供にも是非、大音量でお楽しみいただきたい。


歌を唄うとは、こういうことを言うのである。