遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

スウィングガールズ~オリジナルサウンドトラック

イメージ 1

Amazonの私へのお奨めCD一覧を見ていたら、

娘が友達に借りてきて観たことのある映画

スウィングガールズ」 オリジナルサウンドトラック


が並んでいた。




高校のブラスバンドは、見るからに楽しそうで微笑ましい。

「笑ってコラえて」の「吹奏楽の旅」も愉しい。

まだあの企画は続いているのだろうか。


関西の勇、淀川工業高校や、千葉の習志野高校のレベルは素晴らしい。

いきなりあのような高水準のバンドが出来上がるわけではないが、

ま、彼女たちの完成された演奏を聴いている分には、楽しければそれで良い。


私の娘がもし、淀川工業へ進んでブラスバンドをやりたいと言ったなら、

喜んで賛成したであろうが、そんなことは残念ながら言ってくれなかった。



サックス奏者のMALTAが、どこかの市民バンドを指導して、

ビッグバンドでのジャズ演奏を発表会で披露するまでを描いた、ドキュメンタリーも最近見た。

日本の地方都市の市民ブラス・バンドが、ジャズ演奏をするという、

出来そうで簡単には出来ない、面白い設定であった。


それを見るにつけ、ビッグバンドでスウィングするのは大変なことなのだと再認識した。

失礼ながら、MALTAの演奏は、素人の前では、さすがはプロだと思ったのであるが、

いきなり市民バンドに、ジャズ・メッセンジャーズを押し付けるとは厳しい。


とまれ、マーチでもダンス音楽でもジャズでもクラシックでも何でも良い、

少々音やテンポがずれていても、(少々といっても許容範囲はあるにはあるが)

音楽を、演奏する方も聴く方も楽しめれば、それで良い。


映画「スウィングガールズ」の高校生たちも、清々しくて、

気持ちのよい演奏・映画であった。

実際に、本当に、演奏していたのだ。



その後、若者にジャズファンは増えたのだろうか。



古くてスウィングする演奏をぜひ聴いてもらいたいと思うのである。



スウィングガールズ」 サウンドトラック

曲目リスト
1.Take a train ride
2.A列車で行こう (演奏:SWING GIRLS)
3.Through the window
4.Falling in Blue
5.Platanus Garden
6.Keep on going, Girls !
7.Stay away from me
8.♪ swing talk
9.故郷の空 (演奏:SWING GIRLS)
10.メイク・ハー・マイン (演奏:SWING GIRLS)
11.イン・ザ・ムード (演奏:SWING GIRLS)
12.That's what it is !
13.Reminding Sorrows
14.A列車で行こう Snowy Ver. (演奏:SWING GIRLS)
15.♪ swing talk
16.ムーンライト・セレナーデ (演奏:SWING GIRLS)
17.メキシカン・フライヤー (演奏:SWING GIRLS)
18.シング・シング・シング (演奏:SWING GIRLS)
19.♪ swing talk
20.What a wonderful worldこの素晴らしき世界 / Louis Armstrong
21.♪ swing talk [Bonus Track]
22.失恋してもラヴィン・ユー / 工場のフォークデュオ [Bonus Track]