遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

一人分のご飯を炊ける炊き釜兼お茶碗

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一人分のご飯をふっくら炊ける/炊き釜兼お茶碗「炊きたて一膳」



例の石油温風ヒーターの回収に係るダイレクトはがきを、

当該企業が、全国6千万軒の全家庭に配達するというニュースが流れた。

日本の人口は、1億3千万人弱だから、6千万軒で割ると、

1戸平均2人強が住んでいる計算になる。

2~4人家族が多いのだろうから、当然1人暮らしの人もかなり多いことになる。


都市部では若い世代あるいはお年寄りが、農村部山間地ではお年寄りが、

一人暮らしをしている、というケースが多いのであろう。


うちの義母も、昨年末からそういう生活になった。


関西ローカルの主婦向け情報番組(毎日放送ちちんぷいぷい」)で、

一人暮らしに便利な、一人分のご飯を電子レンジで炊ける茶碗を紹介していた。

その名も「炊きたて一膳」、電子レンジで温めるのではなく、

米から炊くのである。


番組に出ていた、坂東英二堀ちえみが、

その容器で炊いたばかりのご飯を食べて「おいしい」と言ったのに騙されたつもりで、

我が家1個、義母の1個をネット通販で購入。

送料無料で、注文してから1週間ほどした3日前に到着した。


■炊ける量→米100グラム(約半合)

■水加減→容器に線が書いてあるので、米・水はそれに合わせるだけ

■所要時間→電子レンジ(200Wか解凍モード)で15分


所要時間は、容器と電子レンジ双方の個体差もあろう。

我が家では、まだ2回しか試していないが、15分では少し強(こわ)かったので、

2回目は解凍モードで18分くらい炊いた。(電子レンジがお化けのように古いものなので。)


米は古米だった、新しい米ならもっと美味しかったと思うが、

それでも炊き上がったご飯は、必要十分に満足できるものであった。


炊き上がったものをすぐ食べなかったので、あるいは、ほぐし方がまずかったのか、

食べ終わりの頃、底のほうが少し水っぽくなっていた。

蓋の水滴が落ちたのかもしれない、ま、もう少し使い手の試行錯誤が要るようだ。


ご飯の量は私にはぴったりだったが、女性やお年寄りにはどうだか、

少ない量にして時間短縮がどれくらいなのか、それも少し工夫が要るか。


外食が困るお年寄りには、半合がふっくら炊き上がり、

「炊き釜=茶碗」で効率的で、冷やご飯が残らないとなると、

優れたものではないだろうか。


私が単身赴任になれば、迷わずこれと一緒に赴任すると思う。

画像は「ぶどう」紋様の容器、デザインはその他6種類。
炊き方等詳細は↓。

炊きたて一膳  2,500円(税込2,625円)
 幅13cm×高さ11cm  日本製 波佐見焼 特許庁 実用新案登録済 

ごはんの炊き方・約100g(本体内部の下の線)の白米をにごりがなくなるまで洗う。
・洗った白米を本体に入れ、本体内部の上の線まで水を注ぐ。
・内蓋・外蓋をして15~30分間浸す。
・電子レンジ(弱)170~200w、または解凍(弱)モードで15分間加熱する。
・電子レンジから取り出して5~10分間蒸らすと出来上がり。

※上下をよくほぐしてからお召し上がり下さい
※200w×15分の電気料金は約0.7円です(九州電力)

(美味しく召し上がるコツ)
お急ぎでない場合は、あらかじめ2~3時間、水に浸した方が
ふっくらと炊き上がります