遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ

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全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ



わたくしごと2005年回顧。

●引越しを決意
父親の「此処に固執しなくてもいい」という一言で、生まれ育った土地を後にすることを決意。

●土地探しを始める
中古物件の建物付きも候補に含めて、休日に奔走する。
「バブルの時の新築で、当時2億4千万円の物件」と言われ「どこがじゃ!」てな物件にも遭遇。

●次女合格
昨年の長女に引き続き、次女が志望高校に合格。私の行った高校の近隣の、偏差値は15上の、3ノッチも格上の名門高校に入学。よく頑張った、偉い。

●土地購入
結局、売り出し中の土地購入(更地)を決意。しかし、購入権獲得抽選に外れてしまう。
落胆しつつ帰路に着いた途中で、不動産会社に立ち寄り、いい物件とめぐり遇う。その土地を購入する。抽選で外れたところの、すぐ近くに、拾い物があった。

●建物の工事請負契約を締結
注文建築で、プランもほぼ決定していたが、建築士に設計・監理してもらって建てることを決意。
3人の建築士による設計コンペ→6社の工務店による入札を経て、工事請負契約を締結。

●ブログ開設
未来は手帳に、過去はブログに。独りよがりで、好きなことを書いていくこと、ネガティブなことや批判的なことはできる限り排除した、お気楽なブログにしていくことを決意。
自分への手紙みたいなものかな。

●父親が脳梗塞で倒れる
今は杖で自立歩行できるまで快復したが、「倒れた」との一報を受けたときは、どうなることかと暗澹とした。

●妻退職
長い間ご苦労様。家事は大変だ、ご苦労様、継続中…。

阪神タイガース優勝、ディープインパクト三冠馬
日本シリーズ有馬記念は残念な結果であったが、この両者は数少ないグッドニュースを提供してくれた。ガンバ大阪もよくやった。

●義父が逝く
最期まで優しい善い人であった。合掌。

●昇進
もう十分いい肩書きを戴いているのに、さらに昇進。もうホントに十分である。お仕事は嫌いじゃないけど、会議もそんなに苦痛じゃないけど、楽しいことが出来なくなるほど私生活を犠牲にもしたくないので、もうここらで十分である。

●世の中の出来事
今年もイロイロあった。みな、平穏無事に暮らしていくには、どうすれば善いのか、ブロガーになって、自分は何者なのか、じっくり考えてみてほしい。

●読んだ本
ブログをはじめて、本を読む時間はめっきり減る。しかし、伊丹十三の記事 (http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/13734809.html)をきっかけに、久々に大江健三郎「取り替え子(チェンジリング)」(http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/17979614.html)を読む。

●出会い
私は仕事柄、少なからず人と出会う。出会った人たちが、また私のところへ出かけてくる。しかし、今年は違うチャネルでの、これもまたブログによる、出会いがあった。すでにブログを閉じてしまった気になる人もいるのであるが、出会ったこともない人たち、年齢も住むところも職業も性別も関係ない出会いが、楽しい。

●うた
今、紅白歌合戦の真っ最中。今年はスキウタを真剣に選んだり、楽しませてもらった。その結果がこの紅白かよって感じだが、お気に入りの山根アナウンサーに免じて、許してやろう。
今年一番のお気に入りは、白組はサンボマスターの「全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ」「あの鐘を鳴らすのはあなた。」
紅組は、木村香澄江差追分」「秋田長持ち唄」。
(両方、出場していないので、念のため。NHKに彼らを選ぶ、そんなセンスないっ!)

●涙
吉永小百合ヒロシマを読んだ詩の朗読で。夏。
義父の葬儀で、義兄の会葬の挨拶を聞いて。秋。
義経」の「安宅の関」での石橋蓮司の富樫の演技を観て。冬。
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/18768646.html

●ご挨拶
皆様、いろいろ(この言葉にすべてを込めて)有り難うございました。よい新年をお迎えください。
もいちど、ありがとうございました。