参議院本会議場で、ウィシュマさんに関する事実無根のデマ発言で炎上中の梅村みずほが、今週になって参議院法務委員会で質問に立ってさらなる憶測による憶測発言を繰り返しています。
ウィシュマさんの弁護団が梅村に公開質問状を出しましたが、あろうことか法務委員会の自分に与えられた質疑の中で回答をしています。
「ウィシュマさんが仮釈放への淡い期待を抱いたのは事実か」などとする弁護団の質問内容を示して、法務委員会の質疑の場で「事実はありません。しかし可能性は否定できません。」と繰り返しました。
この議員は国権の最高機関の国会を何と心得ているのでしょう。
国会は自ら招いた舌禍や問題発言を弁明する場所ではありません。人民はそんなことを国会にさせるために納税はしていませんし、法案審議に関係ないことを認めません。時間の無駄・税金の無駄を許しません。炎上の火を消すのは、改まった場所で記者会見をするべきです。
この議員の反省のなさと一心不乱に自分の発言を正当化しようとする態度を見ていると、議員として国会に送り出されたなら何を言ってもいいのか？思わずにはいられません。おそらく、すべての真っ当な議員が怒りをもって梅村を見ていると思います。
国会審議は井戸端会議じゃないのだから、まともな議員活動をしてほしいものです。梅村を支持した選挙民まで馬鹿にされていますし、支持者のうちの非常識派は梅村発言を支持し続けていますが、終始強気にふるまう梅村自身を見ていたら気の毒なぐらい焦燥しているようにも見えます。
また、日本維新の会は梅村みずほをこのまま放置するのではなく、「あれは党の考えです」とか「あれは問題発言でした」と、しかるべき人間がしかるべき記者会見を開いてきちんと態度表明すべきです。音喜多政調会長が半笑いでぶら下がり記者会見しても弁明になっていませんし、そもそも何を言いたいのか理解できないし彼に会見能力はないように思えます。
最新のサンデー毎日の記事で、維新の馬場が「単独で政権を奪取し、日本の形をすべて変える」と淡い夢を語っているようですが、もし仮に維新が政権を取ったら確かに日本のすべては変わってしまうでしょう。中学校の生徒会以下の陳腐な政権の下、日本は変わり果てた姿になってしまうでしょう。日本のすべてが、縄文時代以前の石器時代に戻る可能性は否定できません。
ということで、事実はわかりませんが、維新の会は梅村に言わせたことが党の命取りになる可能性があることは否定できまないなあ、と感慨深いきょうこの頃であります。
