遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「withコロナ」は無視してマスクを着けましょう

昨日の大阪市北区(梅田)のとあるカフェ。大空間にあるかなり開放的なカフェとは言え、半数以上がマスクをしないで語り合っていました。

自分たちの席を確保してから「ほとんどマスクをしていないなあ」と周りを見渡せば若い人たちばかりで、さすがは日本一のコロナ感染者数(人口10万人当たりの感染者数)を誇る大阪のど真ん中の一風景でした。

食べたり飲んだりしているからマスクは着けていない人はともかくも、長時間マスクなしでしゃべらないでほしいものです。

平均年齢68歳の私たち3人は、ずっとマスクは着けたまま4時間ほど居座っていましたが、大丈夫だといいのですが。

半月前にコロナ感染者数のことを記事にしたのですが11月16日と12月2日現在の感染者数死亡者数などの推移は以下のとおりです。

2022年11月16日→12月2日 
◆新たな感染者数 全国合計 107,186人→109,928人 +2,742人
◆死亡者数 111人→187人 +76人
◆重症者数 263人→349人 +86人
◆累計感染者数 23,426,796人→25,021,295人 +594,499人
◆累計死亡者数 47,826人→50,013人 +2,187人

人数以上のことは詳しく分かりませんが、昨日1日の感染者数は約11万人、死者数は187人、累計の感染者数は2500万人、死者の累計は5万人を超えました。

亡くなられた方たちは既往症のある方たちばかりではないはずで、適切な医療行為を受けられなかった人たちも少なくないようにも思います。

ワクチン接種がある程度行き届いていて、感染した人たちも一旦回復して免疫抗体が体内につくられたので「withコロナ」で行ってみようとした政府の判断は正しかったのか?、今なら撤回しても遅くないのではないか?と、素人ながら言いたくなる数字の出方です。

寒くなってきて免疫力が落ちてきたところに、空気が乾燥してウィルスが空中に飛散しやすくなって、これからさらにますます感染者が増えてくると想像できますが、政府は何も手を打たないのでしょうか。コロナの補正予算を使うにも、その能力がないのですか?予算は使いたくないのですか?そうですか。

政権・政府は無責任なのか無能なのか、その両方なのでため息が出ますが、そういう無能な政権政府の下では「沈まない」ようにするために国中の隅々にいたるところで忙しくなりすぎて、あらゆることがおざなりになっている気がします。

結局のところ、浮かぼうとして忙しいにもかかわらず沈んでいっている感じです。

ということで、沈む前に深呼吸が必要な国に住んでいるのですが、深呼吸したらコロナに感染するという負の連鎖なのであります。マスクを着けて自己防衛しましょう。