遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

滋賀県マキノのメタセコイア並木の秋

滋賀県、湖西(琵琶湖の西側)の福井県にほど近い高島市マキノ町にあるメタセコイアの並木道。

昨日、妻が元同僚3人と行ってきて写真に収めてきました。私もかねがね行ってみたいと思っていたメタセコイアの並木道です。

平日にもかかわらず、これを目当ての多くの観光が訪れていたそうです。

高齢化社会ですから、平日は人手が少ないというメリットがだんだん薄らいできました。妻たちが乗った最寄り駅(JRマキノ駅)を出発するバスの中は、おばちゃんたちばかりの「おばちゃんバス」だと、自分もおばちゃんである妻が申しておりました。(おばあちゃんバスだと思うのですが%&・’&#%’’......)

目当てのメタセコイアの紅葉は、中途半端な時期だったようで、撮影技術もさることながら、もう少し早い時期の黄色い葉っぱの方がよかったかもしれないし、もう少し後だともっときれいに紅くなるのかもしれません。

私がまだ夢見ていたころ、妻は朝早く出かけたので、上は午前中の写真だと思いますが、お天気に恵まれて、それはそれで良かったのではないでしょうか。

ところで、小さいころ図鑑か本で見たアメリカの巨木がメタセコイアだったはずと調べてみたら、それはジャイアントセコイアという種類でした。

私が知っていた巨木のジャイアントセコイアは樹齢1500年で90mを超えるものもあるようですが、メタセコイアはせいぜい30mくらいにしかならず(それでも巨木ですが)、マキノのこのメタセコイヤ並木は道をふさぐほど大きくなるのではという私の思いは杞憂に終わりました。

マキノはスキー場でも有名なところで、雪が多く振りますので、葉を落としたメタセコイアに雪が積もると多くのカメラマンがマキノ駅を降りるのではと思って検索してみたら、ホワイト・メタセコイアもみごとなものでありました。

初春の芽吹いたばかりの頃も美しいし、四季を通じて私たちの眼を楽しませてくれる滋賀の観光名物のようであります。

以下参考写真

マキノのメタセコイア並木を守り育てる会