遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「コロナ予備費」12兆円の9割はどこ行った?

上の画像は日本経済新聞の紙上に掲載された日経新聞自身の広告です。

 

新型コロナウィルスの対応のため、

政府が用意した12兆円の「コロナ予備費」。

その9割は、使い道が判明していない。

 

どうしてこうなった?

 

という広告です。

「どうしてこうなった」という前に調査報道をしてほしいのですが、それでもわかりやすい伝わりやすい良い広告を打っていると思います。

それにしてもこの使い道が判明しない11兆円はどういうことでしょう?

昨日発表された、厚労省の人口動態調査によると、2022年度の死亡者数が対前年比でかなり増加していて、8月の死亡者は2021年と比べて1万8千人ほど増えています。

8月のみならず、すべての月の死亡者が前年同月から比べても増えています。これは偶然なのでしょうか。

 

また、下のグラフにあるように、過去3年の2~3月と8月の死亡者を比較すると2022年の増加傾向は特異な現象を見せています。

下段のグラフの死亡者は、コロナによる死亡者数を表していますが、2~3月と8月の全体の死亡者数はコロナによる影響が大きかったと推測できます。

 

今年度の死亡者増加は、医療体制の崩壊によるものだった可能性があります。

厚労省は、この死亡者の増加についての説明責任があると思います。コロナ予備費の11兆円の使途不明金がきちんと医療補助に使われていたならば貴重な命が救えたのではないだろうかと思わずにはいられません。その点でも、コロナ予備費がどのように使われたのか、私たちに説明されるべきだと思います。

政府と厚労省は、マスクの着用や水際対策について緩和措置を講じていますが、10月に入ってコロナ患者は徐々に増えてきていますし、冬に向けてコロナの第8波がやってきそうです。

ということで。政府の言うことなど信用しないで、マスク着用や手洗いうがい、ソーシャルディスタンスなどを心がけて、コロナの次の大きな波に備えたいと思います。

 

(参考にしたTwitter