遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

安倍の国葬に37億円も費やしてどこへ行くのか日本

 

上は、東京新聞による「国が関わった首相経験者の葬儀」の形式や費用一覧です。

時代が違いますが、もっとも最近だった中曽根康弘の葬儀でも9643万円でした。それでも私は公費を使うなよと思っていましたが、なんと9月に予定されている安倍晋三国葬費用は37億円なのだそうです。

安倍の国葬に反対する理由はいろいろあると思います。

閣議だけで決めた。法的根拠がない。費用をかけすぎ。国を挙げて喪に服する態度を強制するべきでない。等々...。

どれももっともな理由だと思います。警備に駆り出される警察官や葬儀のスタッフに駆り出される公務員の方々におかれましては、コロナはまだまだ沈静化するようすもありませんし、急にお鉢が回ってきためんどうな職務、まことにご苦労さまなことであります。

国葬に用意される菊の花代だけで2000万円ですって。

葬儀を仕切るのはまたまた電通らしくて、37億円のうちどれだけピンハネするんでしょう(20億円は下らないかな?)。基本、武道館で数時間(?)執り行われるだけの葬儀で37億円は、無理やり費用をかけすぎですし、われわれの血税なら湯水のごとく使えると思っているのでしょうか。37億円はもっと有効利用してほしいと思います。

昭和天皇の「大喪の礼」(「たいものれい」と言った馬鹿な国際政治学者がいたようですが「たいそうのれい」と読みます)の費用で24億円と言われていますので、それ以上もかけるなんて不敬ではないでしょうか。

NHKのアンケートでさえ、安倍の国葬を評価しないという反対派が大勢を占めています。せめて1億円以内の費用で、内閣と自民党の共同で小規模でしめやかに執り行いましょう。