阿武町の誤送金を受け取った男は、オンラインカジノで振込金を溶かしてしまったそうです。
ほんとですかね。
私はこのニュースに接するまで、オンラインカジノの存在を知りませんでした。日本では200万人も利用しているそうで驚きました。
後学のために、Youtubeでそのようすを見てみました。
この動画、ふたりの若者が、それぞれオンラインカジノでブラックジャックをしているところを実況中継しています。
実況中継しながらブラックジャックをしていますので、相当熟達者だと思われます。
持ち金残金は20万とか50万から始めて、掛け金が数万円で勝負している様子を動画にしています。まるでゲームの実況中継のようですが、その実態は現金を賭けたギャンブルで、こういう世界があったのかと驚きました。
ということで、さっそく結論ですが、オンラインカジノは絶対やってはいけません。
オンラインで情報をやり取りするのですから、運営(ディーラー)側が恣意的な要素をいくらでも盛り込めます。CGなどで作り上げた実態のない世界に勝つことは不可能でしょう。
実際に生きた人間と面と向かってブラックジャックをやるのならいざ知らず、ほとんどバーチャルな世界に入って行ってゲームをやるのですから、「勝ったり負けたり負けたり負けたり負けたり」という感じで、時々勝たせてもらって長期的にはごっそり持っていかれるというパターンが簡単に組み立てられることが容易に想像できます。
競馬やボートなどのギャンブルなら、必ず誰かが勝ちますが、オンラインカジノはその実態が分かりません。少し勝たせてもらって、ほとんどは負けるのがオンラインカジノだと思います。50万円持って競馬場に行った方がまだマシです。目の前で、リアルに勝負の結果は分かりますし、すぐ換金できるからです。
繰り返しますが、オンラインカジノは日本では違法のようですし、そもそもその前に限りなくイカサマ商売にハマることになりますから手を出してはいけないということであります。
ついでに言いますと、大阪でやろうとしているIRカジノについても、税金をつぎ込み過ぎるし、不幸なギャンブラーをたくさん生み出すだけなので私はずっと反対しています。