遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

マクロン仏大統領再選とマスクのTwitter買収

マクロン再選のフランス大統領選挙
ウィンストン・チャーチルが「選挙に出たいやつなんて、ろくでなしばかりだ。選挙とは、そのろくでなしのなかから誰に税金を分配させたら相対的にマシになりそうか、消去法で選ぶ行為のことだ。」と言っているのですが、彼ぐらいのキャリアから発せられると名言というほかないです。

という意味では、先に行われたフランス大統領選のマクロンルペンも、ともにろくでもない候補でしたがマクロンが何とか再選されて私はよかったと胸をなでおろしています。

いまでなくとも、1ミリでもプーチン的な考えのある候補は、片道キップのロケットで宇宙の彼方に放たれるべきだと思います。なので、前回に続きルペンの敗北に拍手したいと思います。

それにしても、フランスや日本にもヒトラープーチンやトランプなどと同じ腐臭が漂いはじめて久しいことに、何とかならないものかとため息が出てしまいます。

 

イーロン・マスクTwitter買収
5兆6千億円(440億ドル)でツイッター社がイーロン・マスクに買収されましたが、いまと何がどう変わるかというと

・表示される投稿の順番を決めるアルゴリズムは「信頼を高めるために」オープンソースにして公開
・全ての利用者に認証を
・月2ドル以下の定額制に
・編集ボタン導入
・「我々は投稿の削除やアカウントの永久凍結に対しては、とても慎重でありたい」

と、マスクの考えをどなたかがツイートされていました。

月2ドル以下の定額制というのが何とも微妙で、私のようにほぼウォッチするだけの人間には2ドルも払いたくない心境ですし、イーロンマスクを見ているとアベノマスクみたいにノー天気な感じもしたり、なんだかここにも生臭い風が吹いていそうでイヤな感じです。

ひとり月2ドルとして、Twitterの利用者は2億人と言われていますので、110カ月(9年)で買収金額の440億円は元を取れるのですが、広告収入とかもあるでしょうし小さいこと言わずに、まずは世界平和と貧しい私たちのために無料で発射・発車してみてはいかがですかな。