今シーズンの日本プロ野球(NPB)は、もう興味を失いましたw。
阪神タイガースの開幕戦で阪神が7点差をひっくり返されて負けたのがすべてでした。
ベンチ(監督・コーチ)の総合力、つまり選手起用・采配・状況判断が、あまりにもお粗末だと思います。
妻は、連敗記録のセリーグ記録(今年の阪神が9連敗で記録更新)だけでなく日本記録(12連敗)を更新したらフロントもベンチも目を覚ますかな、と厳しいことを言っています。
一方、海の向こうの大リーグ(MLB)は労使交渉が妥結し、1週間遅れの4月8日開幕します。ダブルヘッダーなどで試合日程を調整して、予定通りペナントシーズン162試合を戦います。
大谷翔平は、オープン戦でのホームランはすでに3本出ていますし、初登板も無難にこなしましたので、開幕が楽しみです。
今シーズンMLBデビューの鈴木誠也は、打率はまだ上がってきませんが打った2本のヒットがいずれもホームランですし、MLB公式サイトでは今年の新人王候補のナンバー1に挙げられています。
キャンプが始まったのが3月13日でしたから、オープン戦での実践調整が大変だったでしょうが、全ての日本人選手がケガなく活躍してくれることを願っています。
昨年のオールスターで史上初めて採用された「大谷ルール」、つまり、投手として降板してもその後DHで打席に立ち続けることができるルールが、ペナントレースでも採用されることが決まりました。
いままでは、投手を降板して打席に立ち続けるには、どこかの守備位置につかなければならないルールでしたので、大谷のようなスーパー二刀流選手出現したことによるルール変更になんだかうれしくなります。
と言っても、いまこのルールが適用されるのは大谷翔平だけだということがすごいことで、同時代を生きていることにこれまたうれしくなってしまいます。
その他、MLBの今シーズンからのおもなルール変更をご紹介しますと
・両リーグでのDH制を採用する。
・ポストシーズン出場枠が12(各リーグ6チーム)に増える。ワイルドカード(地区優勝できなかった成績上位チーム)枠が2つ増え3枠になる。
・ダブルヘッダーは延長戦なしの9イニング制になる。
といったところです。
新たにナショナルリーグでDH制が採用されたことは画期的で、二刀流に挑戦しようとする選手が何人かいるようですが、これからも出てくるでしょうから、大谷を含め二刀流選手のリーグの選択肢がなくなりました。
また、ポストシーズンの出場枠が、ワイルドカード枠が3チームに広げられましたので、地区優勝できなくとも最後の最後までポストシーズン出場の12チーム枠をめぐって熱い戦いが繰り広げられ、ファンにとっても楽しみが増えることになりました。
MLBの人気は、アメフトやバスケやアイスホッケーを加えて4大人気スポーツのひとつの数えられています。しかし、試合時間が決められていたり天候に左右されない他の人気スポーツとは違ってメリハリがないことで人気が下降気味なことは否めないところですが、少しずつルールを変更したりファンサービスに徹して人気をつなぎとめることに成功しているようです。
日本でも、BS放送やCS放送に加えてABEMAでもMLBの日本人選手の全試合が配信されるようなので、さまざまな媒体でMLBが楽しめる時代になってきました。
NPBも、ルール変更でスマートになっていってはいかがでしょうか。まずは、MLBにならって試合のスピードアップと両リーグでのDH制導入でしょうか。