遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

泉房穂明石市長は「日本標準」にしたい首長だ、アッパレ!

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明石市人丸前駅山陽電鉄)のホームを通る日本標準時線(子午線)

サンデーモーニング」の張本勲が降板するようで、昨日の放送が最後の出演だったようです。
イチローに「ハリー、お疲れ様」とねぎらわれて、呼び捨てにしたとしてイチローに「喝!」を入れてましたw。
それが最後の「喝!」となりました。

張本の後継は誰になるのでしょうか、私も「アッパレ!」をよく使うものの、昭和のオジサン目線(家父長制的目線)からの解説はもういいかなと思います。次は、「サンモニ」らしいさわやかなお方でお願いしたいと思います。

ところで、突然ですが、日本標準時の東経135度の子午線が通る街をご存知でしょうか。これは小学校の時に習いますのでどなたもご存知かと思いますが、その街は兵庫県明石市です。

「明石は、日本の時刻の基準となる、東経135度子午線が通る「日本標準時のまち」「時のまち」として全国に知られています。これは、明治19(1886)年に世界の標準時であるイギリスのグリニッジからちょうど135度(=9時間の時差)にある位置上の時刻を、日本の標準時として定めたものです。」明石市のHPに書かれています。

先日もご紹介したのが、その明石市で市長を務める泉房穂

私は数日前に彼のTwitterのフォロワーになったのですが、驚いたことに泉市長は私がフォロワーになった日くらいに初めてTwitterを開設したそうなのです。

彼をフォローする人は、すでに4万人近くになっていて、それにも心底おどろきました。

下は、その泉市長の12月25日のツイートです。

明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ)
@izumi_akashi
ツイッターを始めて5日目の夜。
フォロワー数は30,000人を超えたが、
冷たい国の方々に、少しは思いは届いているのだろうか。
子どもへの10万円にしろ、優生保護法の被害者救済にしろ、
水上バイクの規制にしろ、本来は国の責任だ。
冷たい国をやさしくするために、私はツイッターで闘うことにした
(連ツイ)
言葉選びは難しい。
もちろん、ツイッター「だけ」で闘うわけではない。
10年も前から、多くの政治家や市長が発信を続けるなか、
周囲の心配の声も多く、あえてツイッターはしてこなかったが、
このたび、ツイッター「でも」闘うことにした、ということだ。
ご理解よろしくお願いします。

この泉市長、相当「熱い」お方で、かつて暴言を職員に録音されてそれがもとで失職し再選挙で圧勝して市長に返り咲いたお方。

東大(教育学部)卒業後、NHKディレクター、石井紘基氏の秘書などを経て、弁護士。衆議院議員を経て、社会福祉士の資格取得。2011年より明石市長。柔道三段、手話検定2級。というのが和泉市長のプロフィールですが、この方は経歴以上に、上のツイートからもわかりますが政治姿勢や普段の言論が素晴らしいお方だと思います。

例の「子どもへの10万円」の支給先(実際に子どもを育てている人に支給する方針)について、国がバカげたこと(世帯主に支給せよ)を言ってくるとツイートしていて、国と闘う姿勢を見せています。

日本標準時の街の市長は「日本標準」にしたい首長なのであります。維新の会の兵庫県知事や大阪府知事大阪市長とは対極におられる方だと断言できます。アッパレ!

 

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