遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

石原伸晃がコロナ禍で収入の総額が減っていないにもかかわらず、助成金を受給していた

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先の総選挙で、野党共闘候補である立憲民主党の吉田はるみに敗れた石原伸晃の凋落ぶりが痛々しい。

アエラによると、石原伸晃自民党幹事長がコロナ禍で収入の総額が減っていないにもかかわらず、雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金を受給していた》というのだ。

 石原は落選するまで、国会議員だったので歳費や文通費や政党助成金の分配金ももらっているので、「収入の総額が減っている」と申請したのは一体どういう意味なんだろう。私には分からない、理由がわかるまで許しがたい。

政党助成金だけでも、国会議員一人当たり年平均4500万円もあるのだし、公費で給与が出る公設秘書も3人配属されていて、石原事務所は他に何か収益と関係する事業活動をしているのだろうか、そんなはずはない。

コロナ禍の助成金は、申請しても書類が不備だとかなんだと補助金受け取るまでにハードルが高いようなのだが、石原事務所は助成金を受け取る資格があるのだろうか。もしあるのだとしたら、国会議員の事務所はみな申請をしているのだろうか。申請していないとしたら、石原と他の議員の事務所はどう違うのだろうか。

このたび、石原は岸田首相のご指名で内閣参与に抜擢されたが、一日当たり26,900円(34,000円説もあり)の報酬が出るようなのでそれだけでも十分じゃないか。

もっとも、選挙で落選したにもかかわらず首相に指名されただけでお友だち内閣参与になれるのは不公平で、それはそれで許しがたい暴挙だと思う。

かつての舌禍問題で表象されるように、性格の悪さが言動にあらわれるもっとも顕著な例が石原伸晃だと思う。そもそも石原にどんな能力があるのだろうかとも思う。

ということで、石原事務所が受け取った助成金について、なぜ申請したのか石原の口から説明を求めたい。内閣参与なのだから逃げることは許されないのだ。

 

かつての石原事務所のデタラメぶりを伝える記事